HK MP5が市場を長期間支配してきたため、各銃メーカーはMP5を王座から引きずり下ろそうと、新しいデザインのサブマシンガンやカービンを次々と市場に投入しました。その中でも、スイスのB&T社が2011年に発売したAPCシリーズは「Advanced Police Carbine（先進警用カービン）」の略称であり、市場で一席を確保することに成功しました。

　　APCシリーズは警用カービンとして優れた性能を発揮し、モジュール設計により射手の習慣に合わせて様々なカスタマイズが可能です。また、AR-15のグリップと互換性があり、ロアレシーバーはGlockマガジンとも互換性があります。2019年にはB&T社がアメリカ陸軍のSCW契約を獲得したため、APCはしばしばSCW（サブコンパクトウェポン）とも呼ばれ、警用のみならず軍用領域にも進出しています。

　　エアガンショップ Drop Shooting Clubが自信を持って推薦するMaruyama SCW9は、MP5に比べて軽量であり、狭い場所でも容易に動き回ることができ、反応速度に遅れを取ることはありません。軽量でコンパクトな武器は、重装備が不要で、胸掛け、小さな帽子、ジーンズや適当な軍用パンツに運動靴を合わせるだけで、動きやすい自走砲のように活躍できます。